2週間ほど前ブログで、何か新しい刺激がほしい、と書きました。コメントくれた方ありがとうございます。
一つの案として、毎日寄り道をして帰ることにしました。いつもと違う道を通って寮に帰る、ただそれだけのこと。それでも、中心街には見つけられない古風なカフェがあるかもしれない、おいしいレストランが見つかるかもしれない、素敵な通りや建物があるかもしれない、普段会わないエストニア人の友人に偶然道端で会うかもしれない、新たな友人ができるかもしれない。もちろん毎日がそんな発見に満ち溢れることはないだろうけど、今日はこの通りを歩いてみよう、明日はここを通ろうって感じで、毎日ウキウキした気分にはなれると思う。そういう冒険心、周囲の環境への飽くなき探求心を常に持ち続けてこそ、この街を、この国を、最終的にはこの国の人々を理解できるようになると思う。義務的に聞こえるからこういう言い方は嫌いだけど、1年しかエストニアには居れないんだから、やれることはすべてやって、見れるものは全て見て、できる限り人と会って、お腹一杯になって日本に帰りたい。
ということで、今日から早速実践。実際に語学授業の校舎から寮へとつながる道と正反対の通りへ入っていくと、まず古風なトラックを発見。興味津津でトラックが通り過ぎるのを見つめていると、運転手のエストニア人が手を振ってくれた。こんなこと何も意味はないんだけど、何か嬉しくなる。1時間ほど歩いていると、10日ぶりに太陽が顔を出し、夕焼けに染まる"Jaani kirik"の綺麗な写真を撮ることもできた。寄り道したからこそ、その瞬間に立ち会えた。毎日どんより曇り空のエストニアの秋に、あんな綺麗な風景を見れたのは寄り道した甲斐があってのこと。「寄り道」は続ける価値があるなと思った。
明日から2泊3日で、エストニアの首都 Tallinn へ行ってきます。