2010年2月1日月曜日

Travel around Europe


1週間前に長い長いヨーロッパ旅行から帰っていましたが、疲労のため、経験してきたことの消化不良のため、そして怠惰な性格のため、ようやく更新です。
とにかく疲れた!3週間は長すぎる。ロシア旅行は精神的にきつかったが、今回は体力的にも途中からだるくなり、オーストリアのウィーンなんかは、曇天も合い重なってほぼすっ飛ばしてしまったようなところもありました。

-Germany-
・Köln - ゴシック様式の有名な大聖堂。旅の出発点。
・Aachen - ん~、特にない。ゆっくり見て回る時間もなかった。
・München - ドイツ南部最大の都市で、ビールの街。ここのゴシック様式の市庁舎は圧巻の一言。今まで見た市庁舎の中では最も派手に装飾されている。因みにタルトゥの市庁舎は世界で最も可愛い市庁舎だと思う。
・Füssen - あの有名なノイシュヴァンシュタイン城を拝んできました。危険区域の看板を無視して山を登ったりもした。
・Berlin - 生まれて初めて見るベルリンの壁。この壁が東西冷戦の終結期に壊された時、自分はまだ生まれてもなかった。

-Austria-
・Salzburg - Sound of Music で有名な街。しかし、Sound of Music tour は 37€ もするため諦め、自分の足でロケ地を訪ねようとするが迷ってお手上げ。
・Wien - ハプスブルク家の宮殿など華々しい首都像を描いていたが、灰色の空に加え、日曜日で人が見当たらず、店も開いてなく完全なるゴーストタウン。シェーンブルン宮殿にも言ってはみたが入場料高いは、たいして綺麗じゃないわで、そうそうに退散。

-Liechtenstein-
・Vaduz - オーストリアとスイスに挟まれた豆粒ほどの公国。インフォメーションセンターの受付嬢が一国の首都を"村"と表現するほどに小さい。ここでも空模様は好転せず、アルプスの谷間に位置する美しい村々も目にすることが出来ず仕舞い。

-Switzerland-
・Bern - 言わずと知れた高物価の街。ここである男性にホステルまでの道とスーパーがどこにあるかを尋ねたところ、逆に「日本人か!?」と尋ねられ、「そうだ」と言うと、「俺は日本の秋葉原で1年間働いたことがある。」「今日は土曜日、スーパーはもう閉まっている(7時半)からレストランに案内してやろう」って感じで超高級そうな日本食レストラン"歌舞伎"へ連れて行かれ、「金が無いので無理だ」と断ると、なんとなんと、店員に向かって「俺の友人だ。この金で美味いもの食べさせてやってくれ」と130スイスフラン(=約12,000円!!!)を手渡して行ってしまった。スイス人どんだけ金持ちなんだ(笑)目の前で起きたことが未だに信じられないままメニューを開くと「天ぷらうどん31スイスフラン(=約2,700円)」。!?!?!?!?
・Interlaken - スイスアルプスの有名な Eiger, Mönch, Jungfrau を登るユングフラウ登山鉄道。往復料金13,600円という法外な料金を払って半年ぶりに見る「山」を堪能。因みに "Top of Europe" と呼ばれ、標高 3,454m に位置するユングフラウ駅には日本の郵便ポストがあった。ここから叔父にポストカードを送りました(笑)他の友人にも送りたかったけど住所知らん.....
・Zermatt - ここに来たのはただ個人的に Matterhorn を見たかっただけ。夕方に着いた時は雲一つない空に聳え立つ三角錐が数十分ほど見れたが、翌日は曇り空でぼんやりとしか見えず、さらにホステルはどこも高い。村には宿とお土産やとレストランしかなく、スキーをしない客が来るところではなかった。

-Italy-
・Bologna - 一緒に旅をした Eugene の友人 Kenji (日本人じゃないよ)がここボローニャに留学していて、彼に街を案内してもらう。鉄道の設備・サービスの充実したドイツ、スイスから来たため、イタリアの列車の車両の汚さ、速度の遅さ、座席予約の高さにイライラした。
・Venezia - 世界屈指の観光地だけあって、街も、人も、天気も期待を裏切らない。歴史を感じさせる民家、運河を行くゴンドラ、海から吹く心地良い風、カモメ、迷路のように入り組んで狭い通り、縄に吊り下げられた洗濯物、あらゆるものが画になる街。人を殴り殺せるほどに堅いパンとクッキーで凌いできた食事もここだけは財布の紐を緩め、本場イタリア料理をごちそうになる。

-Hungary-
・Pécs - 南ハンガリーの大学都市。タルトゥでのハンガリー人の友人 Bogy の出身地でそれだけの理由で往復6時間もかけて行ってみた。実際、タルトゥのように小さくて、親しみやすく、オスマントルコ占領時代のモスクや、ローマ帝国時代のキリスト教徒の地下礼拝所・墓地のカタコンベがあったりと、歴史に富んだ街でもある。
・Budapest - ロシア旅行でご一緒した変態ハンガリー人 Dániel のアパートに3晩泊めてもらう。大陸ヨーロッパで最古の地下鉄、ヨーロッパ最大の議会、街を見下ろす丘に建つ城、ソ連時代の銅像博物館など、見るものに富んでいて、さらに物価も安い!! 中欧からやってきた旅行者にとって救いの街。

-Czech Republic-
・Praha - 旅も終着間近でテキトーに流す。もうヨーロッパの旧市街にはウンザリだ。全部同じに見えてくる。プラハで面白いのは、街の北にある丘の上に立つ巨大メトロノーム。旧市街の北西にある旧ユダヤ人ゲット-地区博物館も訪れる価値がある。

まぁ、これだけの数の街を3週間で回ったら疲れるのも当然だ。他にも、ハンガリーからチェコへの列車が Eurail Pass の有効範囲外のスロヴァキアを通った時、切符代 35€ を支払う代わりに車掌のポケットに 20€ を忍び込ませることで無券乗車を成立させてみたり、いろいろ楽しいことがあった。

まだまだ、面白い経験やヨーロッパと日本の違うところなど、気付いたことはたくさんあるが、もう面倒臭いので止めときます。

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