あけましておめでとうございます(^O^)
日本の、家族と共に紅白を見て、年越し蕎麦を食べて、行く年来る年を見て過ごすのんびり穏やかな新年の始まりが大好きな僕にとって、ここタルトゥでの、早稲田の馬場駅前ロータリーが思い出されるような"カオス"な新年の幕開けに多少の戦慄を覚えると同時に、2010年へ向けて気持ちを新たに精進していこうと決心いたしました。
午後23時。街からは花火の音。新年15分前に友人と共に街へ繰り出すと、街老若男女に関わらずたくさんの街の住民が花火を右手に、酒を左手に道路を練り歩き、Emajõgi川や広場に集まって行く。いたるところで花火が打ち上げられ、"Head uut aastat!!!!"の叫び声。まるでテロかデモの現場のような混沌として無秩序な光景。それにしても、こんなデカイ花火が一般の人の手に渡るなんてどういうことだろうか?酒に酔ったド素人が雪の土台に花火をセットして空へ向けて打ち上げる。中には真上へ飛ばず、人のいる方角へ飛ぶものや、空中で下方に破裂するものなど、本当に危険極まりない(笑)友人のエストニア人の話では20年前に実際に花火がある男性の背中を直撃して死者が出たこともあったらしい。地方政府の年間予算には大晦日花火購入費の項目があるのではないだろうか?
そんな浮かれ騒いで元旦を過ごす友人をよそ眼に、誰も居ないフラットの大掃除に追われる自分。御節、お雑煮、こたつ、箱根駅伝、日本の正月が恋しい。今年は、10代最後のクリスマスも1月にクリスマスを祝うロシアで過ごしたことで無情にも永遠の彼方へと流れて行ってしまった。
明日は、タルトゥの西80kmの街、Viljandi で友人のエストニア人と会ってきます。そして明後日からは待ちに待った中欧旅行の始まり。
2010年の目標ですが、細かいことを設定してもどうせ達成できないので、単純に"留学生活を楽しむ"ということにしておきましょう。「元気があれば何でもできる」。健康に気を付け、笑顔と好奇心の火を絶やすことなく、成人を迎えるこの年を過ごしていこうと思います。
皆さんも、実りある2010年をお過ごしください!!
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